インタビューの醍醐味

「インタビュー」はフランス語の「entre-」(互いに、間に)と「voir」(見る)から成る「Ent revue」に由来するそうです。
「互いに聞く」ではなく「互いに見る」なんですよね。
英語だと「inter」(互いに)+「view」で、
「view」には見ることを指しますが、それ以外にも視界、視野、光景、景色、意見、考え、見解、見込み、etcといった意味があって、本当に面白いなあと思います。

そもそも、私がインタビューの魅力に目覚めた原体験は大学の卒業研究で行ったロールシャッハの面接調査でした。
同じ図版を見てもそこに見るものやそこから連想するものは人によって違いがあり、
それをシェアしてもらえる時間は私にとっては驚きと発見のある豊かな時間でした。

インタビュイー(話し手)の視界に見えているもの、その視点から見える景色というものを
一緒に探索し、理解を深められることができる。
ここにインタビューの醍醐味があると感じています。

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